2014年09月30日(火)
美し森から
 美し森の駐車場から山頂に向かう階段を登って頂上手前で振り返ると、奥秩父から富士山、南アルプスまでを見わたすことができます。山頂(標高1542m)にでると眼前に八ヶ岳が広がっています。初めのうちは八ヶ岳の山々には薄い雲がかかっていましたが、しばらく待っていたらほぼ晴れてきました(2014年9月26日)。

 八ヶ岳の眺望です。権現岳、朝日岳、ツルネ、赤岳、横岳は八ヶ岳の主稜線上の山です。牛首山は手前の山です。


 赤岳の望遠写真です。右端に赤岳展望荘(標高2722m)の山小屋が見えます。赤岳山頂にある赤岳頂上山荘(標高2899m)はちょうど雲に隠れてしまいました。


 権現岳の望遠写真です。山頂の岩峰がわかります。


 美し森の山頂の少し手前で振り返ると(南南東の方向に)富士山が見えます。その右側(南〜南西方面)に南アルプスの山々、左側(南東〜東南東方面)に奥秩父の山々が連なっています。


 富士山の手前の山は金ヶ岳です。右端の薄いシルエットのピークの竜ヶ岳とタカデッキは毛無山塊の山々です。その手前のコントラストのよい3つのピークの真ん中は斑山(まだらやま)、北杜市須玉町の里山です。曲岳(まがりだけ)は甲斐市と北杜市にまたがる山です。その右手前の笠無(かさなし)は北杜市須玉町の三角点ピークです。大野山は長窪峠の近く、北杜市と甲府市の境にあるピークです(標高は等高線からの推定)。


 南アルプスの山々です。辻山、鳳凰三山(薬師岳、観音岳、地蔵岳)、高嶺、アサヨ峰、栗沢山、甲斐駒ヶ岳は南アルプスの北端の稜線上の山々です。小太郎山は間ノ岳、北岳から北に延びる主脈尾根上の北端の山です。


 甲斐駒ヶ岳をクローズアップします。コントラストを改善しました。


 北岳、間ノ岳をクローズアップします。コントラストを改善しました。


 奥秩父方面です。瑞牆山(みずがきやま)は三角形の山です。背景に埋もれていますが、よく見れば三角形が確認できるでしょう。飯盛山(めしもりやま)は手前の丸くふくらんだ山です。木賊ノ頭も手前の山です。三宝山(さんぽうざん)は、小川山の稜線よりずっと遠方、甲武信岳のすぐ北の山です。


 金峰山の付近をクローズアップします。金峰山の山頂の五丈岩が確認できます。瑞牆山の三角形の山容もはっきりとわかることと思います。手前の山並は平沢山から飯盛山へ続く尾根です。飯盛山(めしもりやま)の名前は、頂上付近がご飯を盛り上げたような形をしていることに由来していると言いますが、その通りです。

2014-09-30 16:32
2014年09月28日(日)
八ヶ岳高原大橋から(3)
 久しぶりの好天気、急ぎの用事もなかったので、美し森に再度出かけてみました。途中、八ヶ岳高原大橋を渡ったところにある駐車場に立ち寄り、まずは八ヶ岳の主峰をあおぎ見ました(2014年9月26日)。

 山頂付近の雲が薄れ、主峰の赤岳が姿を現したときの写真です。左手に見えるはずの権現岳は雲に覆われていました。ツルネは権現岳−赤岳縦走路の間にあるピークです。右手前の牛首山(ウシクビヤマ)は、清里から赤岳へのルート、真教寺尾根の中間にあるピークです。


 八ヶ岳高原大橋の上に南アルプスの山々が見えます。逆光なのでシルエットだけです。右に甲斐駒ヶ岳、中央付近に北岳と間ノ岳。なお、間ノ岳の標高が2014年4月1日に改定され、2189m から 2190m になり、奥穂高岳と並んで日本で3番目に高い山となりました。
 左の3つ(地蔵岳、観音岳、薬師岳)は鳳凰三山です。


 北岳の付近をピックアップして、コントラストを改善してみました。


 観音岳、地蔵岳、高嶺(たかね)の稜線にかけて、コントラストを改善してみました。

2014-09-28 14:49
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