2015年03月25日(水)
お馴染み 笛吹川フルーツ公園から
 またまた笛吹川フルーツ公園にやって来ました(2015年3月12日)。今回は大菩薩から小金沢連嶺、夕陽の富士山、早朝の天子山地と七面山だけにします。忙しかったので遅れました。

 大菩薩嶺、大菩薩峠から南に連なる尾根を小金沢連嶺といいます。小金沢山はその主峰ですがピークの位置はこの方角からははっきりしません。黒岳のピークも同様に不明瞭です。
 この時期には小金沢連嶺の尾根と、日川を隔てて平行に南北に連なる手前の尾根と明瞭に見分けられます。右端の宮宕山(大滝山とも)は、手前の尾根上のピークです。
 大菩薩峠の下、塩山の市街地に取り囲まれている丘陵地の塩ノ山(三角点の標高552.8m)が目だちます。


 望遠レンズで大菩薩峠をみると介山荘の小屋が確認できます。


 市街地はすでに陽がさしていませんが、富士山は夕陽を受けてほんのりと赤みを帯びています。
 節刀ヶ岳、鬼ヶ岳、王岳は御坂山地の山々で、富士河口湖町と笛吹市の境界に位置します。府駒山、釈迦ヶ岳は御坂山地の主脈稜線の北に位置しますが、これらの山も御坂山地に含まれるようです。
 大栃山は黒駒富士とも呼ばれ、山梨百名山のひとつ。甲府盆地の展望台とのことです。


 翌朝、公園の上の方から、上の富士山の写真の右側です。雨ヶ岳、毛無山は静岡県富士宮市と山梨県身延町の県境の天子山地の山です。大畠山は市川三郷町(いちかわみさとちょう)の四尾連湖(しびれこ、標高880m)の東側の近くの山です。大平山と蛾ヶ岳(ひるがたけ)は山梨県の身延町と市川三郷町の境界にあります。
 七面山の最高点は1989m、山梨県早川町にありますが、三角点(標高1982.4m)の北側に身延山久遠寺の敬慎院があり、この界隈が身延町の飛び地になっています。
2015-03-25 18:08
2015年03月19日(木)
塩山フルーツラインから奥秩父
 中央道下り線、勝沼IC直前、前方に南アルプスが見えてきます。天気はよいのですが、南アルプスの山々は雲に隠されていました。急遽、勝沼ICで下りて甲州街道の柏尾交差点で左折、すぐに右折して塩山フルーツラインへ入りました。前方に「勝沼ぶどうの丘」が見えるところにある道路脇の駐車場から奥秩父の山々を眺めました(2015年3月12日)。

 金峰山、鉄山、朝日岳は奥秩父の主脈の山々で、山梨県と長野県の境界に位置します。北奥千丈岳と遠見山(大丸戸)は主脈上の国師ヶ岳(2592m)から南へ延びる尾根上の山です。国師ヶ岳から北奥千丈岳、トサカ、大ダオまでのルートは新石楠花新道と呼ばれているようです。大ダオは、トサカと黒金山(くろがねやま)の間の鞍部です。
 甲武信岳(こぶしがたけ、甲武信ヶ岳)、木賊山(とくさやま)、破風山(はふうさん、西破風山)の稜線は山梨県と埼玉県の境界です。
 左端の小楢山(こならやま)は山梨市の山で山梨百名山のひとつ、右端の滑沢山(なめざわやま)は甲州市の山です。
 写真の中央、手前の建物がいくつもあるところが「勝沼ぶどうの丘」です。


 黒金山、乾徳山および甲武信岳、木賊山の範囲を拡大します。
 笹平は木賊山と破風山の間の鞍部です。
 牛首は、黒金山から西沢渓谷に下りるルートの途上のピークです。ただし登山道はピークの北側を巻いているようです。
 写真中央の近くの山は中央線塩山駅の北に位置する扇山です。この稜線を右へたどると滑沢山に到ります。
 写真左端の円形に近い建物が「勝沼ぶどうの丘」の天空の湯でしょう。

2015-03-19 20:05
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