2014年11月02日(日)
信州側から八ヶ岳
 10月の半ばごろ、奥蓼科温泉に休養に行きました(2014年10月17日)。ちょっと取り込み中で、整理するのを怠っていましたので、前の書き込み(「雁ヶ腹摺山」)と掲載の順序が逆となってしまいました。

 茅野市の三井の森蓼科ゴルフ倶楽部の西、泉野から豊平に向かう道路から望む八ヶ岳です。八ヶ岳南端の編笠山(あみがさやま)から西天狗岳まで見わたすことができます。ギボシ(2700m)は権現岳西峰のことです。権現岳の最高峰の東峰(2715m)は西峰の背後になります。
 横岳は奥の院のあるピーク(2829m)が最高峰で、赤岳についで八ヶ岳で2番目に高いピークです。少し南寄りにある横岳三叉峰(さんしゃほう)の標高は2825mです。
 峰の松目(みねのまつめ)は硫黄岳の西尾根上のピークです。天狗岳の西尾根上のピーク、第2展望台の標高は等高線からの推定値です。
 深田久弥の『日本百名山』の「八ヶ岳」の記述の中に「詮索好きな人のために、その八峰と称せられるものを挙げれば、西岳、編笠山、権現岳、赤岳、阿弥陀岳、横岳、硫黄岳、峰の松目。」とありますが、ここから見たら、西岳と編笠山はどちらか一つにして、天狗岳を加えたいです。


 赤岳と阿弥陀岳を拡大します。画像処理を施し、コントラストを改善しました。赤岳の頂上山荘と展望荘が確認できます。


 箕冠山(みかぶりやま)、根石岳、天狗岳を拡大します。天狗岳は2つのピークを持ちますが、東天狗岳は西天狗岳の背後になります。天狗岳の西尾根上の第1展望台と第2展望台は通称です。
 根石岳と箕冠山の鞍部にある根石岳山荘が確認できます。


 「湯みち街道」の途中にある御射鹿池(みしゃかいけ)は紅葉の時期で、観光名所になっているようです。片側車線に観光バスが2台、他に乗用車が数台止まっていました。

2014-11-02 21:27
2013年12月01日(日)
湯みち街道入口付近から
 八ヶ岳エコーラインの新井上交差点から奥蓼科に通じる県道191号「湯みち街道」に入った辺りから八ヶ岳を見渡しました(2013年11月24日)。八ヶ岳の西側、午後は陽のあたる側なので、眺めるのによい時間帯です。

 八ヶ岳の南部です。ここからは西岳と編笠山がほとんど重なっています。赤岳が阿弥陀岳の左側にきています。横岳の左側に大同心(「原村から八ヶ岳」参照)の岩峰が認められます。


 主峰の赤岳と阿弥陀岳をクローズアップします。


 天狗岳(西天狗岳)の方面です。根石岳と箕冠山(みかぶりやま)の鞍部に根石山荘が見えます(画像上で左クリックして拡大してみてください)。


 ちょっと先に進んだところから蓼科山が望めました。
2013-12-01 09:18
2013年11月30日(土)
原村から八ヶ岳
 南諏訪ICから八ヶ岳ズームラインを約2km、御射山(みさやま)交差点の次の交差点を左折して北へ、分杭(ふんくい)交差点方面に向かう道路に入りました(2013年11月24日)。このあたりの道路は、平坦で広大な畑地の中のを行き、電柱や電線がなく、八ヶ岳のパノラマが楽しめます。しかしのんびりと駐車できるようなところがないことが残念です。

 左折して1kmほどの所から八ヶ岳を眺めました。八ヶ岳の南部から中部までが一望できます。西岳の背後にわずかに見えている尖ったピークは権現岳(2715m)でしょう。立場岳(たちばだけ)は阿弥陀岳の南陵にある山です。横岳の山頂はギザギザの小ピークがいくつもありますが、奥の院がある“無名峰”が最高の2829mです。その少し南の三叉峰(さんしゃほう)の標高は2825mです。天狗岳(2646m)は西天狗岳です。その背後に東天狗岳(2640m)がちょっぴり見えています。根石岳の右手前の山は箕冠山(みかぶりやま 2590m)です。天狗岳の西尾根上の2つのピークは通称第1展望台、第2展望台と呼ばれているようです。 [2014年11月3日訂正]


 赤岳、横岳、硫黄岳を拡大します。横岳の大同心(大童心)の岩壁が、そのすぐ右に小同心(小童心)の岩壁が写っています(画像の上で左クリックして拡大するとよくわかるでしょう)。
 赤岩ノ頭(あかいわのあたま)は、赤岳鉱泉から硫黄岳へのルートの途中、尾根に出たあたりのピークです。峰ノ松目(みねのまつめ)は硫黄岳から赤岩ノ頭を通って延びる稜線上のピークです。
2013-11-30 10:03
2013年07月18日(木)
原村から甲斐駒ヶ岳
 奥蓼科からの帰り(2013年7月10日)、八ヶ岳エコーラインを北から南に向かって走っていると、左手に八ヶ岳、正面に甲斐駒ヶ岳が目に入ります。原村中新田の津島神社付近を通り過ぎたあたりで写真撮影。午前中でしたので、いずれも逆光気味で霞んでいましたが。

 甲斐駒ヶ岳と鋸岳です。鋸岳の稜線のピークは恐らく下のようだと思います。烏帽子岳は甲斐駒−鋸岳の稜線とは少し手前側に外れています。稜線上の三ツ頭(2589m)はちょうど烏帽子岳の背後になります。右端の編笠山ですが、八ヶ岳最南端の編笠山(2524m)とは別の山です。


 甲斐駒ヶ岳を拡大します。コントラストを改善しました。


 八ヶ岳南部の西岳と編笠山です。ともに編み笠を伏せた形の、兄弟のような山です。権現岳は西岳の背後となります。

2013-07-18 17:27
2013年07月13日(土)
茅野市から八ヶ岳のパノラマ(2)
 休養に奥蓼科温泉の御殿湯を訪れました(2013年7月9日)。長野県の県道17号線(正式には長野県道・山梨県道17号茅野北杜韮崎線)を走っていると八ヶ岳のパノラマが楽しめます。ただし眺めのよいところは、道路の両側に縁石が続き、駐車してのんびりと山の景色を眺めることができないのが残念です。
 諏訪郡原村から茅野市に入ったあたり、多留姫大橋までもう少しというところで、車を停めて大急ぎで写真を撮りました。

 まず八ヶ岳の南部です。八ヶ岳の主峰、赤岳(2899m)はちょうど阿弥陀岳に重なります。また硫黄岳(2760m)は峰ノ松目にほぼ重なります。西岳は八ヶ岳の最南西部の山で、編笠山と同様に編み笠を伏せたような形の山です。立場岳(たつばだけ)は阿弥陀岳の南陵尾根の山です。峰ノ松目(みねのまつめ)は主稜線の西にあるピークです。


 次に八ヶ岳の中部です。箕冠山(みかぶりやま)は主稜線上、根石岳の南側の山です。根石岳の北にある東天狗岳は西天狗岳の向こう側になります。冷山は奥蓼科温泉の裏手の山で、黒曜石が産出するそうです。


 最後に八ヶ岳の北部です。左端が蓼科山です。坪庭の標高2237mは北八ヶ岳ロープウェイの山頂駅の標高です。国道299号の最高点2127mの麦草峠は本来の麦草峠から少し東です。


 299号(メルヘン街道)と奥蓼科への県道191号(湯みち街道)とをつなぐ道路まで来ると、阿弥陀岳と赤岳は十分に離れます。
2013-07-13 20:43
2012年10月29日(月)
茅野市から八ヶ岳のパノラマ
 三峰の丘を訪れた後、原村を通り国道299号に向かいました。午後になって八ヶ岳を覆っていた雲がはれ、昔よく尾根歩きをした八ヶ岳のパノラマを楽しむことができました(2012年10月25日)。

 県道17号線の原村分杭の近くの道路から眺めた八ヶ岳の主峰です。主なピークは左から横岳(2835m)、阿弥陀岳(2805m)、赤岳(2899m)、権現岳(2715m)、西岳(2365m)、編笠山(2524m)です。


 県道17号線をもう少し北上して、茅野市中沢付近から眺めると、赤岳は阿弥陀岳に隠れてしまいます。左端の峰ノ松目(2567m)の背後左側に硫黄岳(2742m)がわずかに見えます。

同じ場所から、峰ノ松目から麦草峠まで。国道299号線の最高点近くの麦草峠(2120m)、丸山(2330m)、中山(2507m)、西天狗岳(2646m)、根石岳(2603m)、箕冠(みかぶり)山(2590m)です。東天狗岳(2640m)は西天狗岳の背後でしょう。

麦草峠から蓼科山まで。蓼科山(2530m)、北横岳(2473m)、坪庭、縞枯山(2403m)、茶臼山(2384m)です。よく見ると坪庭にある北八ヶ岳ロープウェイの頂上駅(2237m)が確認できます。


 国道299号線に入って芹ヶ沢付近まで来ますと赤岳が阿弥陀岳の左手に姿を現してきます。


 国道299号の横谷峡入口から紅葉の名所の横谷観音を訪れました。そこから見た横谷渓谷の紅葉です。
2012-10-29 14:12
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