2014年12月04日(木)
双葉SAの展望台から
 帰りがけに双葉SAに立ち寄り、地上14mの展望台に登ってみました(2014年11月27日)。展望台は下り線のサービスエリアにありますが、上り線からも行くことができます。午後1時を過ぎた頃で、八ヶ岳の山頂付近は雲に覆われていましたが、富士山、甲斐駒ヶ岳の方面はよく晴れていました。

 富士山の右側です。三方分山(甲府市、身延町、河口湖町の境界)の手前に釈迦ヶ岳(甲府市、身延町、市川三郷町の境界、標高1271m)があるのですが、ほとんど重なっており、確認できません。この釈迦ヶ岳からアンバ峠、大平山、蛾ヶ岳(ひるがたけ)への稜線は身延町と市川三郷町との境界です。蛾ヶ岳の向こうに天子山地の毛無山、雨ヶ岳の山々が見えます。毛無山の標高は三角点(1945m)でなく最高点です。


 富士山の左側です。御坂山地の王岳、鬼ヶ岳、節刀ヶ岳、黒岳、御坂山を通る稜線は河口湖町と笛吹市の境界です。釈迦ヶ岳(1641m)はこの稜線より手前、笛吹市側です。御巣鷹山は三ッ峠(木無山、開運山、御巣鷹山)の1つです。京戸山は笛吹市の山です。お坊山は甲州市と大月市の境界にあります。


 笹子峠(笹子雁ヶ腹摺山の右の鞍部のあたり)の方面を拡大します。清八山(せいはちやま)、本社ヶ丸(ほんじゃがまる)は御坂山地の稜線の延長上にあります。雲母山は笛吹市と甲州市の境界にあります。笹子雁ヶ腹摺山の下あたりをJR中央線や中央道、甲州街道の笹子トンネルが通っています。滝子山の標高は最高点の値です。浜立山(はまたてやま)は滝子山の西尾根上のピークです。
 写真の下側、中央付近が甲府市の中心街です。やや左よりの白い高層ビルは山梨県で最も高い「セインツ25」です。浜立山の下、小高いところにドーム状の建物がありますが、愛宕山の山梨県立科学館です。(写真を左クリックして拡大して見てください。)


 南アルプスの方面ですが、鉄塔が目障りです。地蔵岳と農鳥岳がさえぎられて見えません。


 甲斐駒ヶ岳は、展望台からその勇姿を眺めることができます。この方向からは鋸岳のピークは不明瞭です。黒戸山は甲斐駒黒戸尾根上の、大岩山は日向八丁尾根上のピークです。


 展望台を下りて店舗の前で鳳凰三山(薬師岳、観音岳、地蔵岳)が見えるところを探しました。たまたま地蔵岳の上に飛行機雲?が写っていました。ちょっとピントが甘いですが。


 白峰三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)を通る南アルプスの主脈尾根の見えるところを探しました。稜線上の西農鳥岳、農鳥岳、広河内岳(ひろごうちだけ)、大籠岳(おおこもりだけ)が確認できます。濃い三角形のピークは大唐松山(おおからまつやま)です。
 広河内岳のすぐ下(やや左より)の薄いピークは高谷山(たかたにやま)で、この尾根を右にたどると、大唐松山の下あたりが夜叉神峠(やしゃじんとうげ 1770m)です。

2014-12-04 10:51
2012年11月22日(木)
双葉SAの展望台
 中央道下り線を走っていると、見通しがよければ甲府あたりから前方に八ヶ岳が姿を現す。双葉SAに展望台があることを思い出し、期待を込めて登ってみた。八ヶ岳の主峰の横岳、赤岳、阿弥陀岳、権現岳から前衛の編笠山までが間近に望めるのだが、残念ながら高圧線の電線が目障りこの上ない。



南アルプスの鳳凰三山の方向も、駐車場に立っている高い塔にさえぎられ、山の景色は台無しである。しかしここ展望台から間近に見る甲斐駒ヶ岳の姿は圧巻だ。

2012-11-22 11:42
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