2016年01月12日(火)
関八州見晴台から
 顔振峠から奥武蔵グリーンラインを西へ、関八州見晴台の入口へ。車を駐め、少し登ると見晴台(標高 770m)に出ます。関東八州(安房、上野、下野、相模、武蔵、上総、下総、常陸)が見晴らせるとのことですが、昼近くなったらより霞んできて日光連山や東京都心方面は何も見えませんでした(2016年1月4日)。

 富士山(おおよそ南西方向に直線距離79km)もかなり霞んでおり、広い範囲を写真に撮るとほとんど目立たないので、富士山の付近だけを撮影し、さらにコントラストを改善しました。
 棒ノ嶺(棒ノ折山、距離11km)は、御前山(距離23km)から鋸岳へ続く尾根の下の濃い稜線上のピークです。棒ノ嶺は都県境に、川苔山(かわのりやま、川乗山、距離15km)は都県境より少し南、東京都側に位置します。


 富士山の右手の都県境尾根またはその付近の山々です。日向沢ノ峰(ひなたざわのうら、距離14km)、蕎麦粒山(そばつぶやま)、日向谷ノ頭(ひなただにのかしら、距離19km)、酉谷山(とりたにやま、距離20km)は都県境に位置します。大平山(距離17km)は都県境より少し北、埼玉県側です。手前のピークが伊豆ヶ岳(851m、距離6km)です。右端近くの大持山(1394m、距離11km)は武甲山の南に位置します。


 上の写真のさらに右手です。武甲山(1304m、距離11km)がほぼ西方になります。大持山、小持山、武甲山は日向谷ノ頭から北へ延びる尾根上にあります。
 三宝山(さんぽうざん、2483m、距離90km)は甲武信岳の北、埼玉県秩父市と長野県の県境の山で、埼玉県の最高峰です。
 両神山(りょうがみやま、1723m、距離35km)は秩父市と小鹿野町の境界にあり、群馬県に近いです。
 蔦岩山(つたいわやま、距離8.5km)は、二子山から武川岳(たけかわだけ、1052m)へ続く尾根上のピークです。なお武川岳は、大持山と子持山の中間のピークのすぐ下の尾根上のピークです。
 二子山の雄岳(883m、距離8km)のすぐ右のピーク(両神山の下です)が二子山の雌岳(870m)です。
 虚空蔵峠(こくぞうとうげ、距離4.5km)から尾根を南へたどると正丸峠に通じます。正丸峠(距離5.6km)は木の枝の先端付近のくぼんだ地点です。


 秩父市のシンボルである武甲山(1304m)をクローズアップします。武甲山は北側の斜面が石灰岩質で、石灰岩の採掘が行われています。


 両神山の方面です。両神山は、最高峰の剣ヶ峰、東岳、西岳など複数のピークの総称です。
 手前の2つのピークが二子山(ふたごやま)の雄岳と雌岳です。
 御座山(おぐらやま、距離56km)は長野県と群馬県の県境より少し長野県側にある山です。
 虚空蔵峠から少し南の、無名のピークの標高(約780m)は地図の等高線から読み取った値です。

2016-01-12 10:16
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