2013年10月01日(火)
東北道のSAから
 青森からの帰り、いくつかのサービスエリア(SA)に立ち寄って山の景色を楽しみました(2013年9月25日)。青森県の最高峰、岩木山は見事に望むことができましたが、岩手県の最高峰、岩手山は、残念ながら、上の方が雲に隠れていました。

 津軽SAから望む岩木山です。弘前側から見ると岩木山は、写真のように3つの峰からなります。3つの峰は左から鳥海山、岩木山、岩鬼山(厳鬼山)と呼びます。鳥海山と岩鬼山は外輪山の一部で、真ん中の岩木山はその後にできた鐘状型の中央火口丘とのことです。


 長者原SA(上り)の建物の裏側に展望広場あり、眼下に化女沼(けじょぬま)を見渡すことができます。また右手遠方に船形山(ふながたやま)を望むことができます。山形県では御所山(ごしょざん)と呼ばれるようです。船形山から荒神山(あらばみさん)の尾根は宮城県と山形県の県境です。三峰山(みつみねやま)も船形連峰のひとつで、仙台市に属しています。


 福島県に入ったところにある国見SA(上り)の展望台からは、伊達市の市街地の向こうに女神山(めがみやま)と後幸山(ごこうさん)、口太山(くちぶとやま)、太郎坊山(たらぼうやま)を望むことができました。口太山は「朽ち人山」と呼ばれ、昔は姥捨て山であったとの言い伝えがあるそうです。

 この国見SAで、車から下りて展望台へ歩いていたら、ポケットの中の線量計がピッピッと鳴り始めました。1時間あたりの放射線量が 0.3μSv を超すと鳴ります。展望台では毎時 0.43μSv でした。なお福島県内の東北道を走っていると時々ピッピッと鳴ります。上りでも下りでも二本松IC前後で一番しげく鳴りました。時速100キロの車内でも毎時 0.3 〜 0.4μSv を示していました。ちなみにこの線量計、東京では1時間あたり平均 0.1μSv、青森では 0.08μSv でした。
2013-10-01 21:07
inserted by FC2 system