2013年11月12日(火)
大渚山の東峰から
 山の親友と一緒に、長野県の北西端、小谷村の小谷温泉山田旅館に泊まって、翌日に湯峠(1278m)から大渚山(おおなぎやま)に登りました(2013年11月8日)。急登の連続でしたが山用の杖2本を使って登り、1時間ほどで東峰(1270m)に到着しました。360度の展望が楽しめました。30分ほどして大渚山の山頂(1266m)標識のすぐ近くにある展望台に着いた頃には白馬三山の山頂付近は雲に隠されてしまいました。以下は東峰から撮影したものです。

 まずは間近にそびえる雨飾山の威風ある山容が目に入ります。迫力ある前沢奥壁が真正面に望めます。雨飾山の右手は金山、天狗原山に連なっています。雨飾山、金山、天狗原山は長野県と新潟県の県境にあります。昼闇山(ひるくらやま)は新潟県糸魚川市に、妙高山は新潟県妙高市にあります。


 東ないし東南方面の山並です。妙高山と地蔵山は妙高市に、乙妻山(おとつまやま)と高妻山(たかつまやま)は新潟・長野県境に、戸隠山と西岳(戸隠西岳)は長野市にあります。北信州の名山のひとつ、黒姫山(2053m)はちょうど地蔵山(2073m)に遮られているようです。西岳にはいくつものピークがあり、鎖場連続の狭い稜線のようです。
 乙妻山と高妻山の手前の山は堂津岳(1927m)です。


 西南ないし西には北アルプスの山々、後立山連峰が連なっています。白馬岳から白馬鑓ヶ岳の稜線はもう真っ白になっています。その左方に唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳が、さらに遠方に槍ヶ岳が見えます。白馬岳の右方は雪倉岳、赤男山(あかおとこやま)、朝日岳、五輪山、黒負山(くろふやま)に続いています。



 白馬三山(白馬岳(しろうまだけ)、杓子岳(しゃくしだけ)、白馬槍ヶ岳(しろうまやりがたけ))です。小蓮華山(これんげさん)は大日岳とも呼ばれるようです。


 唐松岳から爺ヶ岳、および槍ヶ岳です。唐松岳から東方に延びている尾根が八方尾根です。唐松岳の北の不帰嶮(かえらずのけん)は一峰、二峰北峰、二峰南峰、三峰などがあり、二峰北峰が標高2580mです。
 五竜岳からの尾根が遠見尾根です。
 鹿島槍ヶ岳は双耳峰で、南峰が2889m、北峰が2843mです。
 

 槍ヶ岳を望遠レンズで覗いてみました。槍ヶ岳の手前の山は唐沢岳(2632m)、奥穂高岳の手前の山は餓鬼岳(2647m)のようです。


 越後の名峰、妙高山です。中央の火口丘がはっきりわかります。

2013-11-12 20:56
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