2015年02月01日(日)
東伊豆の三筋山
 「日本の秘湯を歩く」のスタンプ帳にスタンプが10個集まったので、朝日旅行の招待宿泊を、秘湯巡りの相棒とともに湯ヶ野の伊豆の踊子ゆかりの宿「福田家」に申し込みました。「ご招待の待遇は各宿におまかせとなります」とのことでしたが、福田家の待遇はとても素晴らしいものでした。
 出かけた日は箱根新道で濃霧に、伊豆スカイラインでは霰に遭いましたが、翌日はまあまあの晴天、宿を出て東伊豆町と河津町の境にある三筋山(みすじやま、標高821m)を訪れました(2015年1月29日)。三筋山は現在、風力発電所建設工事のため細野高原以外のルートは立ち入り禁止ですので、細野高原を通り、車1台がやっと通れる狭い道を頂上直下の駐車場までなんとか上がりました。そこから頂上までは歩いて約15分の登り。

 山頂からは伊豆七島の大島、利島が、だいぶ霞んでいましたが新島、式根島、三宅島、神津島がかろうじて見えました。写真では大島のシルエットははっきりわかりますが、利島はほとんど不鮮明で、他の島々は逆光にまったくかき消されてしまいました。
 右の風車群は三筋山の東伊豆風力発電所の風車です。


 上の写真の風車群を、山頂の少し下から見上げました。ユーラスエナジーが建設中の風力発電所の10基の巨大な風車です。風車の塔の高さは少なくとも60m、羽根の長さは40mはありそうです。山頂の反対側にも東京電力が風車11基を建設したとのことですが、山頂からは全部は見えませんでした。これらの風車はもう完成していましたが回っておらず、まだ稼働してないようでした。


 三筋山頂の北側、天城山方面です。万二郎岳(まんじろうだけ)、万三郎岳(ばんざぶろうだけ)は天城山と総称される山々のひとつです。万三郎岳は伊豆半島の最高峰です。
 登り尾(のぼりお)は天城峠近くの河津町の山、青スズ台は八丁池近くの河津町、東伊豆町、伊豆市の境界にある山です。小岳は戸塚山とも呼ばれるようです。


 白田山(しろたやま)、小岳、万三郎岳、馬の背、万二郎岳の稜線は東伊豆町と伊豆市の境界線です。


 万二郎岳の右側です。箒木山(ほうきぎさん)の右側にも東伊豆町の風力発電所の風車がいくつも並んでいます。こちらの風車は回っていました。


 天城連山の主要部、小岳から万二郎岳の間を拡大します。最高峰の万三郎岳付近は雪で白っぽくなっています。
2015-02-01 19:59
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