久しぶりに山が見えそうな晴天となった9月最後の日(2015年9月30日)、長野道の岡谷ICで下りて高ボッチに向かいました。国道20号の高ボッチ入口には標識が掲げられていますが、カーナビが示す入口はそれと異なっており、うっかり通過、しかしカーナビが指示した道は普通車が通れるような道ではありませんでした。山の道に関してはカーナビの指示は適切でないことがけっこう多いので注意が必要です。
高ボッチの駐車場には昼過ぎに着きました。車を降りると眼前に北アルプスの雄大な眺望が広がっていました。以下の写真は画像処理してコントラストを強調しました。
まずは槍・穂高連峰です。槍ヶ岳の右に北鎌尾根の独標があります。常念岳、横通岳(よことおしだけ)、大天井岳(おてんしょだけ)の稜線も目だちます。野口五郎岳は大天井岳−燕岳の稜線の背後の山です。
穂高連峰を拡大します。
槍ヶ岳の付近を拡大します。大喰岳(おおばみだけ)の右下、手前の山は蝶ヶ岳です(山頂近くの三角点の標高は2664.3m)。
常念岳から白馬岳まで見えていました。鹿島鑓ヶ岳は双耳のピークをもち、南峰の標高は2889m、北峰は2842mです。北の方はだいぶ霞んでいますので、白馬鑓ヶ岳の山頂付近は石灰岩が多いとのこと、それで白っぽいためか、ピークがわかりにくいです。
燕岳から蓮華岳の間を拡大しました。ちょっと頭をのぞかせている南沢岳は黒部湖の向こう側に位置します。餓鬼岳の右に立山の大汝山(おおなんじやま)、別山(べっさん)が見えます。
|