2015年11月08日(日)
守屋山から(1)
 杖突峠の守屋山登山口(標高約1230m)にある駐車場から歩いて約1時間、守屋山東峰(標高1631m)に立つとほぼ360度の素晴らしい眺望が広がっていました。北アルプスや乗鞍岳の3000メートル級の山々はすっかり真っ白になっていました(2015年11月4日)。

 守屋山東峰から西〜北の眺望です。真っ白な山々が乗鞍岳および北アルプスの山々です。北アルプスは西峰から望むと樹木の先端がちょっぴり前景に入ってしまうので、写真を撮るにはここ東峰からの方がよいです。
 右端の湖は諏訪湖です。後立山(うしろたてやま)連峰とは、富山県と長野県の県境に連なる山々で、白馬岳から針ノ木岳あたりまでです。富山県側から見て立山連峰の背後にあることから、「後立山」と呼ばれます。


 焼岳から常念岳までです。穂高連峰、槍ヶ岳はすでに雪山です。
 霞沢岳(かすみさわだけ)と小嵩沢山(こたけざわやま)は、長野県松本市安曇の島々から上高地への旧道にある徳本峠(とくごうとうげ 標高2135m)の近くの山です。
 蝶ヶ岳は、常念岳から延びている稜線(常念山脈)上のピークです。


 穂高連峰の主要部を拡大します。


 槍ヶ岳の付近を拡大します。


 常念岳から後立山連峰です。白馬岳までは100km近くありますが、よく見えています。
 長野県大町市に位置する餓鬼岳(がきだけ)は、峻険な岩場や崖続きの山であり、一説には「崖岳」がなまったのだそうです。


 燕岳から餓鬼岳のあたりに、立山連峰の龍王岳、雄山、剱岳などが真っ白な頭をちょっぴりのぞかせています。雄山は立山のひとつです。立山とは雄山(おやま)、大汝岳(おおなんじだけ 3015m)、富士ノ折立(ふじのおりたて 2999m)の総称です。
 蓮華岳、針ノ木岳、岩小屋沢岳(いわこやざわだけ)は長野県と富山県の県境に位置します。


 後立山連峰の鹿島槍ヶ岳から小蓮華山(これんげさん)です。鹿島槍ヶ岳は南峰と北峰からなる双耳峰です。白馬岳、杓子岳、鑓ヶ岳を白馬三山と呼びます。小蓮華山は大日岳とも呼ばれるようです。


 乗鞍岳も八ヶ岳と同様に、多くの山々の総称です。岐阜県と長野県にまたがる活火山で、最高峰は剣ヶ峰(標高 3026m)です。摩利支天岳、恵比寿岳、大黒岳、大丹生岳(おおにゅうだけ)、四ッ岳は、手前の小鉢盛山(こはちもりやま 2374m)から鉢盛山(2446m)の尾根の上に白い山頂部だけが見えるだけです。小鉢盛山は恵比寿岳の手前のピーク、その尾根を右にたどった右端の盛り上がりが鉢盛山の山腹です。


2015-11-08 18:06
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