2015年12月22日(火)
釈迦堂PAから
 中央道を下っているとき、天気がよかったので例によって釈迦堂PAに入り、遺跡博物館への階段を上がりました(2015年12月18日)。正午を過ぎた頃、晴れてはいるのですが風はなく、山々は非常に霞んでいました。南アルプスの山々はシルエットが確認できるだけでした。以前と同じ場所から同じ方向ですが、山は季節でも時間でも装いを変えるので何回望んでも飽きることはありません。

 奥秩父の山々もかなり霞んでいましたが、画像処理をしたらまともな写真になりました。甲府市と隣接する笛吹市、山梨市の境界付近から奥秩父の山々です。
 左端の鹿穴(ししあな)は甲府市の三等三角点のあるピークです。その右の約990mのピークは兜山の稜線上の最高点です。兜山(標高 913m)はこのピークの少し左の山腹にあります。兜山は笛吹市の山で、山梨百名山に数えられています。棚山は笛吹市と山梨市の境界です。
 水ヶ森(みずがもり)は甲府市と山梨市の境界、鳥屋山、一ツ木山は山梨市に位置します。
 金峰山(きんぷさん)は山梨県甲府市と長野県の境界に位置します。手前の大沢ノ頭と小楢山(こならやま)は山梨市の山です。小楢山は山梨百名山の一つで、山頂からは甲府市や御坂山地、富士山が一望できるとのことです。
 国師岳(こくしだけ、国師ヶ岳)、木賊山(とくさやま)は山梨県山梨市と長野県の境界に位置します。黒金山(くろがねやま)と乾徳山(けんとくざん)は山梨市の山で、ともに山梨百名山です。木賊山のすぐ左にあるはずの甲武信岳(こぶしだけ、甲武信ヶ岳 2475m)は、黒金山から東に伸びる稜線に隠れてしまうようです。


 南アルプス方面はとても霞んでいました。写真は甲斐駒ヶ岳です。距離は奥秩父程度ですが、シルエットだけです。下端の市街は甲府市です。大蔵経寺山(だいぞうきょうじやま)は甲府市の背後の山で、平らな稜線の左端付近が山頂です。
2015-12-22 20:40
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