ゲオルク・オーム |
Georg Simon Ohm
(1789-1854)
ドイツ,バイエルンに生まれる
1826年 熱起電力によって電流を得て,ねじれ秤を用いて磁針の回転を測定することによって電流値を求め,“オームの法則”を発見.
オームの法則:電気回路の2点間の電位差(V )はその間に流れる電流(I )に比例する (V =R I ).比例定数(R )が電気抵抗である.1843年 “オームの音響法則”の発見.音色は高調波成分の強度によって決まり,その位相には関係しないという法則.オーム・ヘルムホルツの法則ともいう.
なおキャベンディッシュ(Henry Cavendish,1731-1810)は1781年には電位差と電流が比例するという “オームの法則” を発見していたが,生前には公表しなかったため(明らかになったのは1879年),“オームの法則” と呼ばれる.
電気抵抗の国際単位“オーム”(記号 Ω)はゲオルグ・オームにちなむ.