シュテルン |
Otto Stern
(1888-1969)
ドイツのシュレジェン地方に生まれる.
1933年ナチスを逃れてアメリカへ移住.
シュテルン-ゲルラッハの実験
(空間量子化の検証)
1919年 この年以降,原子線,分子線の実験方法の開発. 1920年 気体分子のマクスウェル速度分布則を実験的に証明. 1922年 W. Gerlach と協力して“シュテルン-ゲルラッハの実験”(空間量子化を検証する量子力学の典型的実験)を行う. 1929年 ヘリウム原子や水素分子の回折の実験.原子や分子にも物質波が存在することを示した. 1933年 陽子の磁気モーメントの測定. 1943年 分子線の方法の開発および陽子の磁気モーメントの発見の功績によりノーベル物理学賞を受賞.