ベドノルツ |
Johannes Georg Bednorz
(1950- )
ドイツ,North Rhine-Westphalia 州に生まれる
高温超伝導物質の発見
1983年 ミューラーとともにセラミックの金属酸化物が 13 K で超伝導を示すことを発見. 1986年 バリウム-ランタン-銅の酸化物において,絶対温度 35 K で超伝導を観測.これは従来の超伝導の臨界温度よりも 12 K も高い温度であった. 1987年 高温超伝導物質の発見により,ミューラーとともにノーベル物理学賞を受賞.
ベドノルツらの発見が契機となり,1987年には 90 K で超伝導を示す物質(イットリウム-バリウム-銅の酸化物 YBa2Cu3O7)が P. Chu によって発見された。