https://ja.wikipedia.org/wiki/小柴昌俊 から

1973年	当初は陽子崩壊の検出を主目的に、岐阜県神岡鉱山跡に「カミオカンデ」の建設が始まる．1983年に竣工．
1987年	約16万光年彼方の大マゼラン雲で起こった超新星爆発に伴うニュートリノを検出(カミオカンデの装置を通過した 1016 個のニュートリノのうち 11 個を捕獲した)．
2002年	「天体物理学への先駆的貢献、特に宇宙ニュートリノの検出」によりレイモンド・デイビスとともにノーベル物理学賞を受賞．

カミオカンデ(KAMIOKANDE)
Kamioka Nucleon Decay Experiment(神岡核子崩壊実験)あるいは Kamioka Neutrino Detection Experiment(神岡ニュートリノ検出実験)
岐阜県神岡の地下1000mにある3000トンの超純水のタンクをニュートリノ通過するとき、まれにニュートリノが水の中の電子と衝突する．このとき電子が放出する光を観測することにより、ニュートリノを検出する．1996年、スーパーカミオカンデが稼働して、カミオカンデは役割を終えた． カミオカンデは現在はカムランド(KamLAND：Kamioka Liquid Scintillator Anti-Neutrino Detector 神岡液体シンチレータ反ニュートリノ検出器)となっている．