オングストローム  

Anders Jonas Ångström
(1814-1874)
スエーデン Medelpad に生まれる


https://nndb.com/people/929/000100629/ から


1853年 放電管から放出される光のスペクトルは電極の金属によるスペクトルと、放電経路の気体によるスペクトルの重ね合わせであることを示した。
1861年 太陽光のスペクトルの研究、太陽大気が水素を含むことを立証。
1867年 始めてオーロラの光を分析し、太陽光とは異なるスペクトルをもつことを発見。
1868年 太陽光における1000本以上のスペクトル線の波長の測定値を公表。

長さの単位 オングストローム(記号 Å)
   1Å=10-10m=0.1nm
 国際単位系(SI)が普及する以前には、原子や分子の大きさ、可視光の波長などの長さを表すのに用いられていた。


 オングストロームは熱伝導の分野でも優れた業績をあげた。熱伝導率を測定し、電気伝導率とほぼ比例することを示した。

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