マリュス  

Etienne-Louis Malus
(1775-1812)
フランス、パリの生まれ


https://ja.wikipedia.org/wiki/エティエンヌ・ルイ・マリュス から


1808年 偏光現象の発見.

 光は電磁波(電場と磁場が振動して伝わる波)であるが、その電場と磁場が規則的な方向にのみ振動する光を偏光と呼ぶ。
 偏光してない光(自然光)が偏光板を通ると、ある方向に振動する直線偏光となる。この偏光の強度を I0 とする。この偏光が第2の偏光板を通ると、透過した直線偏光の強度 I は次の式で与えられる(下図参照)。
II0 cos2θ
ここで θ は偏光板を通過する前の偏光の振動方向と、偏光板の透過軸方向(透過した偏光の振動方向)とのなす角度である。この式をマリュスの法則という。

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