スネル |
Willebrord Snellius (英語では Snell)
(1580〜1626)
オランダの天文学者,数学者
1615年 三角測量法を用いた最初の実測:緯度差1度に相当する子午線の弧長を約107kmと測定(実際は約111km). 1620年 実験により屈折の法則を発見.ただし公表されなかった.1637年にデカルト(1596〜1650)が「入射角の正弦と屈折角の正弦の比は入射角によらず一定である」という今日の表現にした.スネルの屈折の法則がよく知られるようになったのは,ホイヘンスの著書『光についての論考』(1678年)によって,彼の業績が伝えられてからであった.