オリバー・ヘビサイド |
Oliver Heaviside
(1850-1925)
イギリス,ロンドンに生まれる
1880年 伝送線路の表皮効果に関する研究.同軸ケーブルの発明. 1884年 マクスウェルが導いた電磁気学の方程式を今日知られている4つのベクトル形式の“マクスウェルの方程式”に定式化した. 1887年 線形微分方程式の演算子法を発見した. 1902年 マルコーニが1901年に大西洋を越えて無線電信用の電波を受信することに成功したことを説明するために,大気圏上層に電波を反射する電離層が存在することを提唱.ケネリー(A. E. Kennelly,1861-1939)とヘビサイドが独立に予想したので,ケネリー=ヘビサイド層と呼ばれる.その存在は1924年にアップルトン(E. V. Appleton,1892-1965)によって確認された.