2015年12月26日(土)
みさか桃源郷公園から
 翌日もよい天気でしたが、朝のうちは地表付近は霧が立ちこめていました。11時頃、笛吹市のみさか桃源郷公園を訪れてみました(2015年12月19日)。

 南アルプスの全貌です。残念ながら甲斐駒ヶ岳、北岳、農鳥岳は雲に隠れていました。
 笊ヶ岳(ざるがたけ)、這松尾(はいまつお)は大井川の東、静岡県静岡市と山梨県の県境にあります。聖岳(ひじりだけ)、赤石岳は大井川の西、静岡市と長野県の県境にあります。荒川岳は主峰の荒川東岳(別名悪沢岳)や千枚岳などいくつかのピークの総称です。荒川東岳は静岡-長野の境界より静岡側に位置します。頂上付近を覗かせている蝙蝠岳(こうもりだけ)は山梨-静岡県境の稜線と長野−静岡県境の稜線の中間に位置します。
 櫛形山は甲府盆地の西南にどっしりと座っている山で、山の名はつげ櫛のような山容に由来します。


 赤石岳、小赤石岳と荒川東岳、千枚岳です。荒川岳の右手前の源氏山と大峠山は櫛形山の南に位置しています。大峠山は一等三角点の山です。


 白峰(しらね)三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)は、間ノ岳だけがよく見えます。


 鳳凰(ほうおう)三山(薬師岳、観音岳、地蔵岳)は雲の上です。
 背後に雲があるので千頭星山(せんとうばしやま)の輪郭がくっきりと浮き出ています。雲の下、草原状の筋のあるところが甘利山の山頂です。


 奥秩父方面です。拡大する(写真の上で左クリック、もう一度左クリック)と金峰山の山頂の五丈岩がわかるでしょう。大沢ノ頭の左背後の朝日岳が雲に覆われてしまったので、大沢ノ頭のピークと小楢山が目立ちます。手前のなだらかに見える大丸戸尾根の背後に北奥千丈岳が確認できます。
 乾徳山と黒金山は山梨市に位置します。破風山(西破風山)は山梨県山梨市と埼玉県秩父市の県境にあり、奥秩父の主脈稜線上の山です。鞍部の笹平を稜線に沿って左(西)に行くと木賊山(2469m)、甲武信岳(2475m)へ到ります。これらの山はともに乾徳山の背後になります。

2015-12-26 11:00
2015年12月23日(水)
またまた笛吹川フルーツ公園から
 笛吹川フルーツ公園の丘の上から夕陽に照らされる山々を眺めました(2015年12月18日)。

 夕陽を受ける富士山、御坂山地と笛吹市の市街です。
 黒岳(御坂黒岳)、節刀ヶ岳、鬼ヶ岳の稜線は山梨県の富士河口湖町と笛吹市の境界線です。釈迦ヶ岳は御坂の主脈より谷をひとつ隔てて笛吹市側にあります。大栃山(黒駒富士)はさらに谷をひとつ隔てており、山頂からは甲府盆地が一望できるようです。


 望遠で撮影した夕日に映える富士山の山頂です。


 日没直前の夕陽に照らされた大菩薩の山々です。
 大菩薩嶺(だいぼさつれい)は大菩薩連嶺の最高峰ですが、山頂は樹林帯の中で展望はまったくありません。大菩薩峠は、江戸時代は武蔵国と甲斐国を結ぶ裏街道であった青梅街道の重要な峠であったとのことです(現在の青梅街道は柳沢峠経由です)。
 大菩薩峠から300m余の親不知ノ頭(おやしらずのかしら)からは富士山、南アルプスから八ヶ岳の南部までの眺望が楽しめます。
 天狗棚山(てんぐだなやま)は小金沢連嶺の北端のピークです。
2015-12-23 21:48
2015年12月22日(火)
釈迦堂PAから
 中央道を下っているとき、天気がよかったので例によって釈迦堂PAに入り、遺跡博物館への階段を上がりました(2015年12月18日)。正午を過ぎた頃、晴れてはいるのですが風はなく、山々は非常に霞んでいました。南アルプスの山々はシルエットが確認できるだけでした。以前と同じ場所から同じ方向ですが、山は季節でも時間でも装いを変えるので何回望んでも飽きることはありません。

 奥秩父の山々もかなり霞んでいましたが、画像処理をしたらまともな写真になりました。甲府市と隣接する笛吹市、山梨市の境界付近から奥秩父の山々です。
 左端の鹿穴(ししあな)は甲府市の三等三角点のあるピークです。その右の約990mのピークは兜山の稜線上の最高点です。兜山(標高 913m)はこのピークの少し左の山腹にあります。兜山は笛吹市の山で、山梨百名山に数えられています。棚山は笛吹市と山梨市の境界です。
 水ヶ森(みずがもり)は甲府市と山梨市の境界、鳥屋山、一ツ木山は山梨市に位置します。
 金峰山(きんぷさん)は山梨県甲府市と長野県の境界に位置します。手前の大沢ノ頭と小楢山(こならやま)は山梨市の山です。小楢山は山梨百名山の一つで、山頂からは甲府市や御坂山地、富士山が一望できるとのことです。
 国師岳(こくしだけ、国師ヶ岳)、木賊山(とくさやま)は山梨県山梨市と長野県の境界に位置します。黒金山(くろがねやま)と乾徳山(けんとくざん)は山梨市の山で、ともに山梨百名山です。木賊山のすぐ左にあるはずの甲武信岳(こぶしだけ、甲武信ヶ岳 2475m)は、黒金山から東に伸びる稜線に隠れてしまうようです。


 南アルプス方面はとても霞んでいました。写真は甲斐駒ヶ岳です。距離は奥秩父程度ですが、シルエットだけです。下端の市街は甲府市です。大蔵経寺山(だいぞうきょうじやま)は甲府市の背後の山で、平らな稜線の左端付近が山頂です。
2015-12-22 20:40
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