2015年01月26日(月)
甲府市愛宕山から
 甲府市の市街地に隣接する愛宕山(標高423m)の山頂に山梨県立科学館があります。科学館脇の階段を上ると南アルプスや富士山を一望できる展望台に行けます。天気のよい日に訪れてみました(2015年1月20日)。富士山の方面はちょうど逆光のうえにとても霞んでいましたが、南アルプスの山々はそれほど霞んでいませんでした。

 少し霞んでいますが小赤石岳が白い山頂を櫛形山の右に覗かせています。主脈稜線上の山々(大籠岳(おおこもりだけ)、広河内岳、農鳥岳、西農鳥岳、間ノ岳)は真っ白です。南アルプスの最高峰の北岳(3193m)は辻山の背後となります。鳳凰三山(薬師岳、観音岳、地蔵岳)、甲斐駒ヶ岳が素敵な山容を見せています。
 右手の白い傘状のものは科学館の屋根の一部です。


 間ノ岳、農鳥岳です。農鳥岳の左下の黒く見える三角形のピークが大唐松山、間ノ岳の真下が大崖頭山(おおがれあたまやま)の三角点ピークです。この稜線を左にたどると辻山を経て鳳凰三山に続きます。


 鳳凰三山と甲斐駒ヶ岳です。甘利山の開けた山頂は矢印の真下の白く見えるところです。


 展望台の近くの林の中に鉄骨の展望塔があります。ぐるぐるまわる階段を上ると甲斐駒ヶ岳と甲府市の市街地が一望できました。

2015-01-26 10:01
2014年11月29日(土)
甲府市湯村温泉のホテルから
 甲府の湯村温泉。前日は雨模様、予報ではこれからよい天気になるとのこと、でも朝のうちはまだ雲が多く、富士山も見えていませんでした。午前8時少し前に西の空が晴れ、朝日に照らされた南アルプスを望むことができました。が、しばらくしたら山々はまた雲に隠されてしまいました。以下の写真はわずかな間にホテル11階から窓ガラス越しに撮ったものです(2014年11月27日)。

 右の唐松岳は櫛形山の山稜の北のピークです。白峰三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)の農鳥岳が朝日を受けて映えています。手前の大崖頭山(おおがれあたまやま)は、夜叉神峠から辻山、鳳凰三山(薬師岳、観音岳、地蔵岳)へ続く尾根上にある杖立峠の近くのピークで、標高2186mは三角点ピークです。この尾根の背後に間ノ岳が真っ白な頂上をちょっぴり覗かせています。この時期でなければ気がつかないでしょう。
 甲斐駒ヶ岳がほぼ三角形の魅力的な姿をしています。黒戸山は甲斐駒の黒戸尾根の中間の、大岩山は日向八丁尾根の中間の山です。


 農鳥岳から甲斐駒ヶ岳までです。辻山から鳳凰三山の稜線の手前の尾根の左のピークが千頭星山(せんとうぼしやま)、右のピークが御所山です。燕頭山(つばくろあたまやま)は地蔵岳から麓の御座石鉱泉に下りる途中のピークです。


 農鳥岳の周辺を拡大します。大唐松山は農鳥岳から東に延びる大唐松尾根上の山です。大崖頭山の尾根を左にたどり、農鳥岳の左下で、大唐松山の右下の地点が夜叉神峠です。


 鳳凰三山(薬師岳、観音岳、地蔵岳)を拡大します。地蔵岳山頂のオベリスク(地蔵仏)が確認できます。地蔵岳と赤抜沢ノ頭(あかぬけざわのあたま、あかぬけざわのかしら)との鞍部の“賽の河原”には地蔵菩薩が立ち並んでいるとのことです。


 最後に甲斐駒ヶ岳をクローズアップします。双児山(ふたごやま)、駒津峰(こまつみね)は北沢峠から甲斐駒ヶ岳への尾根ルート上の山です。北沢峠-双児山-駒津峰-甲斐駒ヶ岳-鋸岳の稜線は長野県と山梨県の県境です。
2014-11-29 12:02
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