2015年12月23日(水)
またまた笛吹川フルーツ公園から
 笛吹川フルーツ公園の丘の上から夕陽に照らされる山々を眺めました(2015年12月18日)。

 夕陽を受ける富士山、御坂山地と笛吹市の市街です。
 黒岳(御坂黒岳)、節刀ヶ岳、鬼ヶ岳の稜線は山梨県の富士河口湖町と笛吹市の境界線です。釈迦ヶ岳は御坂の主脈より谷をひとつ隔てて笛吹市側にあります。大栃山(黒駒富士)はさらに谷をひとつ隔てており、山頂からは甲府盆地が一望できるようです。


 望遠で撮影した夕日に映える富士山の山頂です。


 日没直前の夕陽に照らされた大菩薩の山々です。
 大菩薩嶺(だいぼさつれい)は大菩薩連嶺の最高峰ですが、山頂は樹林帯の中で展望はまったくありません。大菩薩峠は、江戸時代は武蔵国と甲斐国を結ぶ裏街道であった青梅街道の重要な峠であったとのことです(現在の青梅街道は柳沢峠経由です)。
 大菩薩峠から300m余の親不知ノ頭(おやしらずのかしら)からは富士山、南アルプスから八ヶ岳の南部までの眺望が楽しめます。
 天狗棚山(てんぐだなやま)は小金沢連嶺の北端のピークです。
2015-12-23 21:48
2015年03月25日(水)
お馴染み 笛吹川フルーツ公園から
 またまた笛吹川フルーツ公園にやって来ました(2015年3月12日)。今回は大菩薩から小金沢連嶺、夕陽の富士山、早朝の天子山地と七面山だけにします。忙しかったので遅れました。

 大菩薩嶺、大菩薩峠から南に連なる尾根を小金沢連嶺といいます。小金沢山はその主峰ですがピークの位置はこの方角からははっきりしません。黒岳のピークも同様に不明瞭です。
 この時期には小金沢連嶺の尾根と、日川を隔てて平行に南北に連なる手前の尾根と明瞭に見分けられます。右端の宮宕山(大滝山とも)は、手前の尾根上のピークです。
 大菩薩峠の下、塩山の市街地に取り囲まれている丘陵地の塩ノ山(三角点の標高552.8m)が目だちます。


 望遠レンズで大菩薩峠をみると介山荘の小屋が確認できます。


 市街地はすでに陽がさしていませんが、富士山は夕陽を受けてほんのりと赤みを帯びています。
 節刀ヶ岳、鬼ヶ岳、王岳は御坂山地の山々で、富士河口湖町と笛吹市の境界に位置します。府駒山、釈迦ヶ岳は御坂山地の主脈稜線の北に位置しますが、これらの山も御坂山地に含まれるようです。
 大栃山は黒駒富士とも呼ばれ、山梨百名山のひとつ。甲府盆地の展望台とのことです。


 翌朝、公園の上の方から、上の富士山の写真の右側です。雨ヶ岳、毛無山は静岡県富士宮市と山梨県身延町の県境の天子山地の山です。大畠山は市川三郷町(いちかわみさとちょう)の四尾連湖(しびれこ、標高880m)の東側の近くの山です。大平山と蛾ヶ岳(ひるがたけ)は山梨県の身延町と市川三郷町の境界にあります。
 七面山の最高点は1989m、山梨県早川町にありますが、三角点(標高1982.4m)の北側に身延山久遠寺の敬慎院があり、この界隈が身延町の飛び地になっています。
2015-03-25 18:08
2014年12月20日(土)
笛吹川フルーツ公園から
 勝沼界隈はときどき訪れます。というわけで、おなじみの笛吹川フルーツ公園からの眺望です(2014年12月15日)。

 フルーツ公園の第一駐車場前からのパノラマです。左端の高芝山と大菩薩嶺の間の谷あいを青梅街道が通っています。甲州高尾山の麓にJR中央線の「勝沼ぶどう郷」駅がありまあす。笹子雁ヶ腹摺山の右あたりに笹子峠があります。笛吹市の京戸山はどっしりとした山容、御坂黒岳はスマートな山容です。富士山は七合目から上だけですが、すでに真っ白です。毛無山を中心とする天子山地はシルエットだけです。右端遠方にかなり霞んでいますが、七面山が頭を出していることに気がつきました。


 大菩薩方面は午後の陽を受けて明るく見えます。


 大谷ヶ丸、滝子山に続く小金沢連嶺の主要部分は、宮宕山、棚横手山、甲州高尾山の尾根の背後に隠れてしまいます。


 左の方に特徴的な3つのピークがありますが、左のピークがお坊山、右のピークが米沢山です。中ほどに笹子雁ヶ腹摺山と日影雁ヶ腹摺山(岩崎山)がありす。右端は京戸山(1439m)へ到る尾根です。


 富士山の方面です。大栃山(1415m)は山梨百名山の1つで、甲府盆地が一望できるそうです。標高が少し高い神座山(1474m)は大栃山の背後になるようです。ともに笛吹市にあります。


 天子山地です。毛無山の標高(1964m)は最高点です(三角点は1946m)。1904mのピークは無名峰です。左の滝戸山も甲府盆地が一望できる山梨百名山の1つで、笛吹市と甲府市の境界にあります。

2014-12-20 10:06
2014年04月22日(火)
笛吹川フルーツ公園から
 4月中旬、桃の花の見頃の時期にまたまた笛吹川フルーツ公園へ出かけました(2014年4月15日)。春のかすみのために山の姿は鮮明ではないが、甲州市、山梨市のあちこちにある桃の果樹園が一面のピンクに染まっています。

 フルーツパークから眺めた富士山です。


 この日はちょうど満月の日。午後8時20分頃です。中央付近の山の麓に「大」に字が見えます。笛吹市一宮の大文字焼きです。今の時期は電灯を使っているようです(8月は文字通り火の文字とのことです)。3月29日に始まり今日4月15日が最後の日とのことでした。なおこの頃、富士山はかすみにつつまれ見えてません。


 「大」の字を中心にして、少しクローズアップします。午後8時40分頃です。


 「大」の字を拡大します。左は8時20分頃、右は8時40分頃です。右の「大」の字が2重になっていました。


 翌朝の日の出です。太陽は石丸峠から出てきました。緯度、経度から計算される当日の日の出時刻は 5:15 ですが、石丸峠から陽が出てきたのは 5:30 頃でした。残念ながら、かすみが深く、朝日を受けた山の姿はほとんど望めませんでした。

2014-04-22 12:23
2014年02月21日(金)
再度フルーツ公園へ
 東京に大雪が降った3日後、通行止めとなっていた中央道が開通した日の午後、山梨市の笛吹川フルーツ公園に行ってみました(2014年2月11日)。今の時期、山々の連なりがとても明瞭に望めます。嬉しくなるほどはっきりと山の姿が見えます。前回と同じ山々の遠望です。

 フルーツ公園の一番高いところ(足湯や“恋人の聖地”のあるところ、標高580m程度)から眺めた大菩薩から笹子の方面です。背景が青空ではないのが残念ですが、午後4時頃で陽の光があたり、山容がよくわかります。小金沢山、牛奥ノ雁ヶ腹摺山、黒岳、大谷ヶ丸、滝子山は小金沢連嶺の山々です。宮宕山(大滝山とも)、棚横手山、高尾山(甲州高尾山)は手前の日川尾根、日川尾根から派生した尾根の山々です。米沢山と笹子雁ヶ腹摺山の間の下を中央線や中央道の笹子トンネルが通っています。
 滝子山の標高(1615m)は最高地点です。三角点の標高は1590mです。


 笹子雁ヶ腹摺山の右山腹から富士山方面です。御坂峠、御坂黒岳、釈迦ヶ岳、節刀ヶ岳、鬼ヶ岳は御坂山塊の山々です。岩崎山(日影雁ヶ腹摺山)、京戸山、達沢山、大栃山は手前の山々です。下端中央左寄りから斜め右へ延びる直線的な白い帯は笛吹川です。
 京戸山(きょうどさん)は、1430mのピークの東寄りのピーク(1439m)を頂上とみることもあるようです。
 大栃山は地元の笛吹市から見ると形のよい山で「黒駒富士」とも呼ばれているようです。


 大鹿峠(おじかとうげ)方面を中心に拡大します。大鹿峠の鞍部は手前の山の背後になり、見えません。
 滝子山と浜立山の中間の下、白い斜面の中ほどにJR中央線の勝沼ぶどう郷駅があります。


 大鹿峠と御坂峠の間を拡大します。
 大鹿峠の右の三角形が3つ重なったような3つの峰はお坊山、トクモリ、米沢山(矢平(やだいろ)とも)と呼ぶのが標準的のようです。お坊山東峰(1421m)はお坊山の背後になります。
 雲母山(うんもさん)の左後方の本社ヶ丸(ほんじゃがまる)はJR中央線の笹子駅と三ッ峠山(京戸山の背後です)の中間付近にある山です。
2014-02-21 09:46
2014年02月14日(金)
笛吹川フルーツ公園から
 またまた笛吹川フルーツ公園に行ってみました(2014年2月5日)。石丸峠から滝子山まで小金沢連嶺がほぼ南北に連なり、大菩薩湖からやや西寄りの南へ流れる日川にほぼ並行に日川尾根が連なっていますが、この日は周囲の山々がシルエットだけでなく、山腹まで明瞭に眺めることができました。

 フルーツ公園の駐車場の端からの眺めです。大菩薩嶺から大菩薩峠にかけての尾根が白く目立ちます。小金沢山から牛奥ノ雁ヶ腹摺山を経て黒岳までの稜線は標高が2000m前後ありますので日川尾根の上に見えていますが、そこから南側は標高が1800m以下なので手前の日川尾根に隠されて所々しか見えません。宮宕山(大滝山とも)、棚横手山(大富士見台とも)は日川尾根から南西に延びる尾根上にあります。


 大菩薩の山々と小金沢連嶺の南部です。遠方から見ると、小金沢山も黒岳も目印となるようなピークではありません。源次郎岳は日川尾根の中心的な山です。日川尾根上の1535mのピークは源次郎岳、嵯峨塩鉱泉への分岐点です。


 大谷ヶ丸、滝子山は北小金沢連嶺の山に属します。滝子山の標高(1615m)は三角点の標高(1590m)でなく最高点の標高です。滝子山のほぼ下(やや右寄り)の山ぎわの白い斜面上にJR中央線の勝沼ぶどう郷駅があります。


 大菩薩峠から大菩薩嶺の間を拡大しました。親不知ノ頭(おやしらずのかしら)の標高は約1950mです。拡大すると(画面上で2回クリック)大菩薩峠にある山小屋、介山荘が何とか確認できます。


 大菩薩峠から熊沢山を越えたところにある石丸峠と、その先の鞍部の狼平です。

2014-02-14 13:54
2013年07月01日(月)
勝沼の夜景
 所用があって山梨市の笛吹川フルーツ公園内の富士屋ホテルを訪れました(2013年6月22日)。この日は曇り空、周囲の山々は低い雲に隠され、まったく望めませんでした。でも暗くなる頃から雲間から満月が顔を出してきました(正確には満月の前日でした)。
 午後9時頃、富士屋ホテルのビアテラスから眺めた眼下の夜景が素敵でしたので(新日本三大夜景のひとつです)、夜景を撮影したところ、周囲の山々から富士山までが写っていました。月夜とはいえ、明るい所にいましたので、肉眼では周囲の山々はまったく見えませんでした。
 デジカメは赤外線を遮断しているとはいえ、肉眼よりは近赤外光の感度があります。プログラムオート撮影です(Fナンバー f/3.5,露出時間 1/1 秒でした)。

 御坂黒岳(みさかくろだけ)、釈迦ヶ岳、節刀ヶ岳(せっとうがたけ)は河口湖の北側に連なる御坂の山々です。
 神座山(じんざやま)、達沢山(たつざわやま)、京戸山(きょうどさん)、岩崎山(いわさきやま、日影雁ヶ腹摺山とも)、笹子雁ヶ腹摺山(ささごがんがはらすりやま)は、夜景の市街地を取り囲んでいる山々です。
2013-07-01 17:55
2013年04月21日(日)
花のフルーツ公園から
 里の桃の花が終わって少し落ち着いてきた頃にフルーツパークを訪れてみました(2013年4月18日)。ドームの裏手からフルーツパーク富士屋ホテルへ上がる階段の両側の果樹園と花壇が素敵でした。桃の花やチューリップの花壇の向こうにつねに富士山が望めます。

 斜面に広がるチューリップやパンジーの花壇は色鮮やかです。花壇の上に富士山と御坂の山々が連なっています。春霞で鮮明度は落ちますが山容ははっきりわかります。
 御坂の山々は左から御坂山(1596m)、御坂黒岳(1793m)、釈迦ヶ岳(1641m)、節刀ヶ岳(1736m)、鬼ヶ岳(1738m)、王岳(1623m)。神座山(かみざやま 1474m)は手前の山です。


 ドーム裏手の桃の花がちょうど満開でした。前景に桃の花を入れて富士山と御坂の山々を望んでみました。
2013-04-21 20:09
2012年08月18日(土)
フルーツ公園から滝子山
 このところ遠出する機会はあっても、遠望には恵まれなかったのですが、8月16日に笛吹川フルーツ公園を訪れたときには周囲の山々を眺めることができました。笹子峠方面がよく晴れており、以前より広い範囲にわたって写真におさめました。コントラストを改善して掲げます。

 左手の遠方の山は大谷ヶ丸(1644m)、その右の手前の山はJR勝沼ぶどう郷駅の背後にある甲州高尾山(1106m)、その右の遠方の山が滝子山(1620m)です。2つのピークが見えますが左側が山頂のようです。右手の3つ並んだピークの左端がお坊山(1430m)、右端が米沢山(1357m)、その右のピークが笹子雁が腹摺山(1358m)です。米沢山−笹子雁が腹摺山の尾根の下をJRや中央道の笹子トンネルが貫いています。



滝子山をクローズアップします。初狩側の麓から見るとピークが3つあるといいますが、ここから見ると目立ったピークは2つで、左が山頂(1620m)です。地図には二等三角点(1590.3m)がありますが、山頂より少し離れています。一番右のピークが浜立山(1482m)です。
滝子山−浜立山の尾根と手前の山並みとの間、中央付近の三角形のピ−クはコンドウ丸(1392m)です。大谷ヶ丸−大鹿山の尾根の中間にある山です。

2012-08-18 10:29
2012年06月26日(火)
再度フルーツ公園から
間近の富士山も霞んでいたのだが、夕刻になって東の方面が夕日に照らされて少し見通しがよくなったので望遠写真を撮ってみた(6月14日)。画像処理してコントラストを改善したら、肉眼で見たよりも鮮明となった。おなじみの大菩薩嶺(左手のピーク)から大菩薩峠(右手ピーク左の鞍部)の山並みである。



また、ちょうどお坊山を含む3つのピークが雲間から望むことができた。左からお坊山、中間のピーク、米沢山。高圧線鉄塔の航空障害灯の光が写っています。

2012-06-26 19:03
2012年03月26日(月)
笛吹川フルーツ公園から
みさか桃源郷公園から笛吹川フルーツ公園に向かいました。フルーツ公園からの周囲の山々を眺めました(撮影日は3月21日)。

正面に(ほぼ南に)富士山(3776m)がそびえています。富士の右手前のピークは御坂山地の節刀ヶ岳(せっとうがたけ)(1736m)、左手前のピークは神座山(かみざやま、かむざすやま?)(1474m)のようです。



南東の笹子峠方面です。中央の暗部が笹子峠、右手のピークが笹子雁が腹摺山(1358m)、中央やや左寄りの3つのピークが左からお坊山(1430m)、中間のピーク(1421m)、米沢山(1357m)のようです。手前の盆地は甲州市の勝沼。



東北東の大菩薩方面です。左側のピークが大菩薩嶺(2057m)、中央付近の鞍部が大菩薩峠(1897m)、そのすぐ右のピークが熊沢山(1978m)。手前の盆地内の盛り上がった低山が塩ノ山(554m)です。「塩ノ山」は塩山の地名の由来ですが、「塩(しょん)ぼりした山」という意味だそうで、塩とは関係ないようです。

2012-03-26 12:20
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