2013年10月31日(木)
半月峠展望台から
 久しぶりによい天気となったので再び中禅寺湖スカイラインの終点、半月山駐車場へ出かけました(2013年10月28日)。駐車場から距離にして約600メートル登って半月峠展望台へ。紅葉の見頃の時期なので、車も人も多く、結構賑やかでした。

 半月峠展望台からは男体山と中禅寺湖が一望できます。中禅寺湖に特徴的に突き出ている八丁出島がすぐ下に見えます。男体山の背後に女峰山(にょほうさん)、帝釈山(たいしゃくざん)、太郎山、山王帽子山(さんのうぼうしさん)が連なっています。
 温泉ヶ岳(ゆせんがたけ)と前白根山の間の鞍部に金精峠(こんせいとうげ)があります。
 なお男体山の標高ですが、これまで2484mと記載していましたが、これは一等三角点の標高のようです。三角点より11mほど離れた岩盤上に約2m高い地点があり、2003年にここが男体山の最高標高地点と公認されたとのことです。


 社山、黒檜山(くろびさん)、大平山は日光市足尾の山々です。奥白根山から錫ヶ岳、皇海山(すかいさん)を経て袈裟丸山(けさまるやま)へ続く稜線は栃木県と群馬県の県境です。


 男体山とその背後の日光連山です。男体山の左斜面から太郎山が半分姿を現しています。中禅寺湖畔がだいぶ色づいているのがわかります。


 1週間ほど前に初冠雪のあったという奥白根山(日光白根山)は少し白くなっていました。


 皇海山から袈裟丸山への稜線です。単に袈裟丸山と言うときには前袈裟丸山を指すようです。
 ただし庚申山は日光市足尾の山で、「南総里見八犬伝」 にも登場する奇岩・怪石に覆われた信仰の山とのことです。


 男体山の頂上付近です。


 奥白根山(日光白根山)の頂上付近です。


 中禅寺湖の八丁出島付近です。ちょうど紅葉の時期です。
2013-10-31 14:26
2013年10月16日(水)
奥日光
 紅葉が始まっていると聞いて奥日光を訪れました(2013年10月10日)。天気は曇り、遠方の山は雲に隠されていました。

 湯ノ湖(海抜1475m)の湖尻から金精峠方面です。鞍部が金精峠、左に金精山(こんせいざん)、右に温泉ヶ岳(ゆせんがたけ)が見えています。


三本松駐車場裏から男体山です。頂上付近に雲がかかっています。


三本松展望台から望む秋色豊かな戦場ヶ原です。


竜頭の滝の付近は紅葉が見頃でした。滝の上(国道の橋の上)から中禅寺湖方面です。
2013-10-16 08:50
2013年10月01日(火)
東北道のSAから
 青森からの帰り、いくつかのサービスエリア(SA)に立ち寄って山の景色を楽しみました(2013年9月25日)。青森県の最高峰、岩木山は見事に望むことができましたが、岩手県の最高峰、岩手山は、残念ながら、上の方が雲に隠れていました。

 津軽SAから望む岩木山です。弘前側から見ると岩木山は、写真のように3つの峰からなります。3つの峰は左から鳥海山、岩木山、岩鬼山(厳鬼山)と呼びます。鳥海山と岩鬼山は外輪山の一部で、真ん中の岩木山はその後にできた鐘状型の中央火口丘とのことです。


 長者原SA(上り)の建物の裏側に展望広場あり、眼下に化女沼(けじょぬま)を見渡すことができます。また右手遠方に船形山(ふながたやま)を望むことができます。山形県では御所山(ごしょざん)と呼ばれるようです。船形山から荒神山(あらばみさん)の尾根は宮城県と山形県の県境です。三峰山(みつみねやま)も船形連峰のひとつで、仙台市に属しています。


 福島県に入ったところにある国見SA(上り)の展望台からは、伊達市の市街地の向こうに女神山(めがみやま)と後幸山(ごこうさん)、口太山(くちぶとやま)、太郎坊山(たらぼうやま)を望むことができました。口太山は「朽ち人山」と呼ばれ、昔は姥捨て山であったとの言い伝えがあるそうです。

 この国見SAで、車から下りて展望台へ歩いていたら、ポケットの中の線量計がピッピッと鳴り始めました。1時間あたりの放射線量が 0.3μSv を超すと鳴ります。展望台では毎時 0.43μSv でした。なお福島県内の東北道を走っていると時々ピッピッと鳴ります。上りでも下りでも二本松IC前後で一番しげく鳴りました。時速100キロの車内でも毎時 0.3 〜 0.4μSv を示していました。ちなみにこの線量計、東京では1時間あたり平均 0.1μSv、青森では 0.08μSv でした。
2013-10-01 21:07
2013年09月30日(月)
青森市内から八甲田山
 所用で青森を訪れました。翌朝、市内のホテルの10階の部屋から八甲田山がよく見えていました(2013年9月25日)。

 朝7時頃に撮影した八甲田山です。なお八甲田山はいくつかの山の総称で八甲田山という名前の山はありません。北八甲田の山々を指すことが多いです。最高峰は大岳(八甲田大岳、1584m)です。なお雲谷峠(もやとうげ)は、峠ではなく山です。写真右の2つの遠方のピークは、恐らく南八甲田の櫛ヶ岳と横岳だと思います。


 北八甲田の山々です。主峰の大岳(八甲田大岳)の他に田茂萢岳(たもやちだけ)、赤倉岳、井戸岳、高田大岳、雛岳のピークが見えています。井戸岳の頂上にはすり鉢状のくぼみ(噴火口跡)があり、そのまわりがギザギザしています。井戸岳の下に前嶽(まえだけ、1252m)が、暗い三角形状に写っていますが、あると思って見ないと気がつかないでしょう。田茂萢岳には八甲田ロープウェイの山頂駅があります。拡大する(写真の上で2回クリックする)と山頂駅の建物がわかるでしょう。
2013-09-30 21:54
2013年09月24日(火)
半月山駐車場から
 中禅寺湖スカイラインの終点、半月山駐車場からは、中禅寺湖と白根山は半月山に隠されて見えません。半月峠展望台まで距離にして約600メートルほど登れば中禅寺湖や白根山が見えるとのことですが、今回は駐車場からの展望に堪能してしまい、訪れませんでした(2013年9月18日)。

 半月山駐車場から西から南の方向を見渡すと、眼前に社山、黒檜山(くろびさん、赤城山の最高峰の黒檜山とは別の日光黒檜山です)、大平山(たいへいざん、同名の山がたくさんありますが日光足尾の太平山です)が西に、赤倉山が南寄りに、どっしりと鎮座しています。これらの山間の渓谷が足尾の町です。渡良瀬川上流の足尾ダムが中ほど下端に写っています。写真中央遠方の稜線は、皇海山(すかいさん)から袈裟丸山(けさまるやま)に到る栃木県と群馬県の県境尾根です。赤倉山の左後方に富士山があるのですが、この写真ではわからないでしょう。


 大平山方面をクローズアップします。社山の右背後に錫ヶ岳と白錫尾根が連なっています。大平山の左背後に皇海山がそびえています。


 皇海山から袈裟丸山の方面です。庚申山(こうしんざん)、オロ山は手前の山です。山肌が茶色の山腹は、かっての足尾鉱山による荒廃地のようです。森林をよみがえらせる治山事業が行われていますがまだまだです。
 袈裟丸山は前袈裟丸山、後袈裟丸山、中袈裟丸山、奥袈裟丸山の総称ですが、単に袈裟丸山といった場合には前袈裟丸山を指します。これらの袈裟丸山とピークとの対応は、もしかしてずれているかもしれません。
 写真下に渡良瀬川の治水のためにつくられた足尾ダムが写っています。


 赤倉山の左背後に富士山が望めました。富士山がわかるように画像処理したら手前の赤倉山は真っ黒になってしまいました。


 南東方向に筑波山が望めました。筑波山は男体山と女体山からなる双耳峰です。

2013-09-24 10:12
2013年09月23日(月)
中禅寺湖展望台から
 中禅寺湖スカイラインの終点手前にある中禅寺湖展望台に立ち寄りました(2013年9月18日)。ここから中禅寺湖と男体山を始めとする周囲の山々を眺めることができます。

 正面に男体山がそびえています。その右側に帝釈山(たいしゃくざん)、女峰山、前女峰から赤薙山(あかなぎやま)まで見えます。


 男体山の左側の山々です。三ツ岳は男体山の北西に位置する奥日光の山です。於呂倶羅山(おろぐらやま)と高薙山(たかなぎやま)はその背後の山です。奥白根山(日光白根山)は日光連山の主峰です。


 中禅寺湖の、右手前の半島は八丁出島(その先端が寺ヶ崎)、その上の半島は大日崎です。紅葉の頃は素晴らしいでしょう。
 中禅寺湖の背後の白根山から錫ヶ岳の稜線を白錫尾根と呼んでいます。

2013-09-23 10:25
2013年09月21日(土)
中禅寺湖 歌ヶ浜
 台風一過、久しぶりに見晴らしのよい天気になったので中禅寺湖の南にある半月山駐車場へ出かけました(2013年9月18日)。

 途中、中禅寺湖東岸の歌ヶ浜駐車場に立ち寄りましたここから見る男体山は整った優雅な形をしています。左手の三角形のピークは中禅寺湖の南側にある社山(しゃざん)です。中央遠方の山々は日光白根山から錫ヶ岳(すずがたけ)に到る白錫尾根です。


 日光白根山(奥白根山)は日光連山の主峰で、関東地方(以北)の最高峰です。日光隠山(しらねかくしやま)、前白根山、外山(そとやま、とやま)は奥白根山を囲む白根火山群の一部です。錫ヶ岳から宿坊堂山(しゅくぼうどうやま)に到る稜線は群馬県と栃木県の県境です。右端のピークは温泉ヶ岳(ゆせんがたけ)、外山との間の鞍部が金精峠です。
2013-09-21 09:24
2013年08月30日(金)
月夜見第一駐車場から
 奥多摩周遊道路を奥多摩湖側から入っていくと最初の駐車場が月夜見第一駐車場(標高993m)です。雲取山から奥多摩駅付近まで続く石尾根が一望できます。見下ろすと奥多摩湖の一部が見えます。8月下旬に訪ねてみました(2013年8月28日)。

 ここからは東京都の最高峰、雲取山(2017m)は七ツ石山の右側に見えます。石尾根は雲取山−七ツ石山−高丸山−日陰名栗山(日陰名栗峰とも)−鷹ノ巣山−六ツ石山−三ノ木戸山(さぬきどやま)を通ります。倉戸山は石尾根からはずれた手前の山です。右側下に奥多摩湖のダムの付近が見えます。


 石尾根の七ツ石山から日陰名栗山の間を拡大します。七ツ石山と高丸山の間に“千本ツツジ”というピークがあります。この付近にはヤマツツジが群生しているようです。


 石尾根の日陰名栗山から六ツ石山の間を拡大します。石尾根の水根山から派生する榧ノ木(かやのき)尾根のピークが榧ノ木山(かやのきやま)で、尾根は倉戸山へと続きます。


 奥多摩湖のダムの付近とその背後の石尾根です。三ノ木戸山の右手遠方の山は恐らく川苔山(川乗山とも、かわのりやま 1363m)、その右手前の山は本仁田山(ほにたやま 1224.5m)ではないかと思うのですが。


 ダム(小河内ダム おごうちだむ)の付近を拡大しました。今の時期、渇水していて、ダムの水が増えすぎたときに放水するための“余水吐水門”には水が達していないようです。
2013-08-30 15:24
2013年08月02日(金)
野反湖
 群馬県草津温泉の北にある野反湖(のぞりこ)を訪れました(2013年7月30日)。湖南端の野反峠(富士見峠ともいうようです)からは富士山が見えるそうですが、夏期に見えることは稀でしょう。この日は一応晴れているとはいえ、周囲の山々は雲に覆われ、浅間山さえ見えませんでした。
 野反湖の東側に位置する八間山(はっけんざん)に登りました。草花の中を行く見晴らしのよい道ですが、標高約400mを片足をかばって登るのは疲れます。案内書には「山頂からの展望は圧巻」とありますが、遠くの山々はまったく望めませんでした。というわけで今回は遠望ではなく間近の景色です。

 野反峠(標高 1561m)より野反湖と周囲の山々。八間山の山頂は手前のピークに隠れて見えません。三壁山(みつかべやま)、エビ山(恵比山)は野反湖を取り巻く山です。写真右端の対岸手前の山がエビ山です。三壁山の標高ですが、野反湖の案内板では1974m、webの中には1930mとの記載もありますが、最も多いのが1970mでした。


 八間山を少し登ったあたりから見る野反湖。湖面の標高は1514mだそうですが、湖岸の茶色の帯からわかるように、だいぶ渇水していました。


 手前のピークから見る八間山の山頂界隈。
2013-08-02 15:12
2013年07月23日(火)
夏の平沢峠
 八ヶ岳の絶景を眺めようと、また野辺山高原の平沢峠を訪れました(2013年7月10日)。

 広大な八ヶ岳の裾野が眼前に広がっています。主稜線上の権現岳、赤岳、横岳、硫黄岳が望めます。中央付近、牛首山手前のスキーのゲレンデはサンメドウズ清里スキー場のようです。


 赤岳と横岳をズームアップします。赤岳頂上山荘と赤岳展望荘が認められます(写真の上で2回クリックして拡大します)。


 峠の駐車場のすぐ脇に獅子岩があります。そこに登ると金峰山(きんぷさん)と瑞牆山(みずがきやま)が展望できます。ここからは金峰山頂上の五丈岩が反り返っているように見えます。瑞牆山の特徴的な岩峰も目に入ります。


 昼近くなっていたので、南アルプス方面はかなり霞んでいます。


 北岳と周囲の山々を切り出し、画像処理してみました。主峰北岳と間ノ岳の輪郭がくっきりしました。鳳凰三山の一つ、地蔵岳の頂上にあるオベリスクがはっきりとわかります。


 同じく、甲斐駒ヶ岳と周囲の山々です。
2013-07-23 11:50
2013年07月21日(日)
八ヶ岳高原大橋から(2)
 平沢峠に向かう途中、八ヶ岳大橋の直後にある駐車場に立ち寄りました(2013年7月10日)。ここは八ヶ岳と南アルプスの絶好の展望台です。

 主峰赤岳を中心とする八ヶ岳南部の山々です。ここからは赤岳の西にある阿弥陀岳が望めます。権現岳頂上には尖った巨岩があります。


 甲斐駒ヶ岳です。霞んでいましたのコントラストを改善しました。


 南アルプスの主峰北岳と間ノ岳です。画像処理によりコントラストを改善しました。
2013-07-21 19:36
2013年07月18日(木)
原村から甲斐駒ヶ岳
 奥蓼科からの帰り(2013年7月10日)、八ヶ岳エコーラインを北から南に向かって走っていると、左手に八ヶ岳、正面に甲斐駒ヶ岳が目に入ります。原村中新田の津島神社付近を通り過ぎたあたりで写真撮影。午前中でしたので、いずれも逆光気味で霞んでいましたが。

 甲斐駒ヶ岳と鋸岳です。鋸岳の稜線のピークは恐らく下のようだと思います。烏帽子岳は甲斐駒−鋸岳の稜線とは少し手前側に外れています。稜線上の三ツ頭(2589m)はちょうど烏帽子岳の背後になります。右端の編笠山ですが、八ヶ岳最南端の編笠山(2524m)とは別の山です。


 甲斐駒ヶ岳を拡大します。コントラストを改善しました。


 八ヶ岳南部の西岳と編笠山です。ともに編み笠を伏せた形の、兄弟のような山です。権現岳は西岳の背後となります。

2013-07-18 17:27
2013年07月13日(土)
茅野市から八ヶ岳のパノラマ(2)
 休養に奥蓼科温泉の御殿湯を訪れました(2013年7月9日)。長野県の県道17号線(正式には長野県道・山梨県道17号茅野北杜韮崎線)を走っていると八ヶ岳のパノラマが楽しめます。ただし眺めのよいところは、道路の両側に縁石が続き、駐車してのんびりと山の景色を眺めることができないのが残念です。
 諏訪郡原村から茅野市に入ったあたり、多留姫大橋までもう少しというところで、車を停めて大急ぎで写真を撮りました。

 まず八ヶ岳の南部です。八ヶ岳の主峰、赤岳(2899m)はちょうど阿弥陀岳に重なります。また硫黄岳(2760m)は峰ノ松目にほぼ重なります。西岳は八ヶ岳の最南西部の山で、編笠山と同様に編み笠を伏せたような形の山です。立場岳(たつばだけ)は阿弥陀岳の南陵尾根の山です。峰ノ松目(みねのまつめ)は主稜線の西にあるピークです。


 次に八ヶ岳の中部です。箕冠山(みかぶりやま)は主稜線上、根石岳の南側の山です。根石岳の北にある東天狗岳は西天狗岳の向こう側になります。冷山は奥蓼科温泉の裏手の山で、黒曜石が産出するそうです。


 最後に八ヶ岳の北部です。左端が蓼科山です。坪庭の標高2237mは北八ヶ岳ロープウェイの山頂駅の標高です。国道299号の最高点2127mの麦草峠は本来の麦草峠から少し東です。


 299号(メルヘン街道)と奥蓼科への県道191号(湯みち街道)とをつなぐ道路まで来ると、阿弥陀岳と赤岳は十分に離れます。
2013-07-13 20:43
2013年07月01日(月)
勝沼の夜景
 所用があって山梨市の笛吹川フルーツ公園内の富士屋ホテルを訪れました(2013年6月22日)。この日は曇り空、周囲の山々は低い雲に隠され、まったく望めませんでした。でも暗くなる頃から雲間から満月が顔を出してきました(正確には満月の前日でした)。
 午後9時頃、富士屋ホテルのビアテラスから眺めた眼下の夜景が素敵でしたので(新日本三大夜景のひとつです)、夜景を撮影したところ、周囲の山々から富士山までが写っていました。月夜とはいえ、明るい所にいましたので、肉眼では周囲の山々はまったく見えませんでした。
 デジカメは赤外線を遮断しているとはいえ、肉眼よりは近赤外光の感度があります。プログラムオート撮影です(Fナンバー f/3.5,露出時間 1/1 秒でした)。

 御坂黒岳(みさかくろだけ)、釈迦ヶ岳、節刀ヶ岳(せっとうがたけ)は河口湖の北側に連なる御坂の山々です。
 神座山(じんざやま)、達沢山(たつざわやま)、京戸山(きょうどさん)、岩崎山(いわさきやま、日影雁ヶ腹摺山とも)、笹子雁ヶ腹摺山(ささごがんがはらすりやま)は、夜景の市街地を取り囲んでいる山々です。
2013-07-01 17:55
2013年06月26日(水)
尾瀬沼逍遙
 18年ぶりに尾瀬を訪れました(2013年6月20日)。沼山峠から入り、尾瀬沼を一周して沼山峠へ戻りました。本格的な登山ができなくなって以来、これほどの長距離を歩いたのははじめてでした。
 沼山峠から尾瀬沼への途中、小学生や中学生の集団に遭遇しました。沼尻の休憩所でも高校生の集団に出会いました。林間学校のシーズンのようです。
 残念ながら時折小雨が降るような天気で、周囲の山々は望めませんでした。


 尾瀬沼手前の大江湿原です。中央付近に尾瀬沼の湖面が見えます。拡大すると(画像上で2回クリックして下さい)、湖面左の長蔵小屋付近の人影がわかります。


 沼尻平から眺めた尾瀬沼です。小振りのミズバショウの花がいっぱい咲いています。


 尾瀬沼から沼山峠への帰り、大江湿原に入る頃、ガスが晴れてきて燧岳がほぼ姿を現しました。燧岳は柴安ー(しばやすぐら 2356m)、俎ー(まないたぐら 2346m)、御池岳(2260m)、赤ナグレ山(2249m)、ミノブチ岳(2234m)の5峰からなります。写真のピークは恐らく下のようだと思います。
2013-06-26 16:24
2013年05月30日(木)
横手山駐車場から
 万座温泉から志賀草津道路(国道292号)に入り渋峠へ(2013年5月25日)。このルートは雄大な景観が楽しめます。国道の最高地点(標高2172m)を経て群馬、長野県境の渋峠に着きます。そこから程なく横手山ドライブインの駐車場へ。駐車場からは北アルプスの山々がほぼ満足に見渡せました。

 まずは国道の最高地点から南方面の眺望です。写真の中央右寄りに(草津)白根山と本白根山の山肌が広がっています。その向こうに浅間山が頭を出しています。浅間山の左背後に八ヶ岳や南アルプス、右背後に富士山があるのですが、この日は見えませんでした。浅間山と鼻曲山(はなまがりやま)ないし浅間隠山(あさまかくしやま)との間の地平線上にうっすらと見えている山並は奥秩父の山々でしょう。


 横手山駐車場から浅間山、黒斑山(くろふやま)から四阿山(あずまやさん)、根子岳にかけての眺望です。


 次に志賀高原の笠ヶ岳の右側、妙高山方面です。妙高山の左背後の真っ白な山並は雨飾山(あまかざりやま)、天狗原山(てんぐはらやま)、金山、焼山です。また黒姫山の右背後の山並は高妻山、乙妻山(おとつまやま)、地蔵山です。


 笠ヶ岳の左側、北アルプスの山々です。主なピークは右から白馬岳、杓子岳(しゃくしだけ)、鑓ヶ岳(やりがたけ)、唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳、蓮華岳です。その先に三ツ岳(2844)や野口五郎岳(2924)、立山連峰の薬師岳(2926)、水晶岳(2986)などが見えているはずなのですが・・・


 唐松岳から蓮華岳の間を拡大します。鹿島槍ヶ岳の右背後に剱岳が、爺ヶ岳の背後に立山と立山連峰の真砂岳(まさごだけ)が見えます。手前の盆地は長野市の市街です。


 槍ヶ岳、穂高方面です。遠方は霞が濃くなり、槍の特徴的な穂先がぼやけてほとんど確認できませんが、北穂、奥穂、前穂ははっきりしています。老ノ倉山(おいのくらやま)は志賀高原の山です。
2013-05-30 10:05
2013年05月28日(火)
浅間白根火山ルートから
 浅間白根火山ルートを走ってきました(2013年5月24日)。このルートは鬼押しハイウェイと万座ハイウェイから成ります。鬼押しハイウェイの六里ヶ原休憩所は周囲が開けており、まわりの山々の素晴らしい眺望スポットです。午後も3時近くなっていましたのでこの日は遠方か霞んでいました。

 六里ヶ原休憩所の正面には浅間山が雄大な姿を横たえています。


 北の方面にはなだらかな山容の本白根山(もとしらねさん)、その右側に志賀高原の岩菅山(いわすげやま)-裏岩菅山-烏帽子岳(えぼしだけ)の稜線、群馬−長野県境の大高山、高沢山、長野−新潟県境の佐武流山(さぶりゅうやま、さぶるやま)が続いています。


 佐武流山の右に八十三山(やそみやま)、白砂山(しらすなやま)、上ノ間山(かみのあいやま)。白砂山は群馬、長野、新潟のほほ県境に位置しています。三国山や谷川連峰(谷川岳、一ノ倉岳など)も見えているようですが、ピークとの対応は確信がないので控えておきます。菅峰(かんぽう)は近くの山です。


 万座ハイウェイの途中にある嬬恋牧場も抜群の眺望スポットです。南の浅間山から西の四阿山(あずまやさん)にかけて、壮大なパノラマが広がっています。浅間山の左側の裾野の端に小浅間山、右側に外輪山の黒斑山。右端のピークは恐らく水ノ塔山(みずのとやま)、東篭ノ登山(ひがしかごのとやま)、西篭ノ登山だろうと思います。


 嬬恋牧場から望む四阿山(あずまやさん)です。

2013-05-28 16:02
2013年05月20日(月)
ハンゼノ頭のパノラマ
 よい見晴らしはまだもちそうだったので裂石から国道を柳沢峠(1472m)へ、峠の駐車場もほぼ満杯だった。峠を東京側へ少し下り、笠取林道を少し歩いて「三窪高原入口」から山道を約20分登ってハンゼノ頭(1681m)に着きました(2013年5月17日)。先日は遠望はまったくだめでしたが、今回は360度の眺望を楽しむことができました。とくに南アルプスの山々のパノラマは素晴らしかったです。

 富士山と御坂の山々のパノラマです。昼を過ぎたら富士山のまわりには雲がわきはじめました。手前の山並みは御坂山地の三ツ峠山、御坂黒岳、節刀ヶ岳、王岳、三方分山(さんぽうぶんざん)。遠方の雲がかかっている山々は天子山塊のようです。その最高峰が毛無山です。


 南アルプスのパノラマです。主な山々がすべて見えます。甲斐駒ヶ岳から鳳凰三山(地蔵岳、観音岳、薬師岳)、仙丈岳、白峰(しらね)三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)、塩見岳、荒川岳(悪沢岳)、赤石岳、聖岳まで一望できます。


 甲斐駒ヶ岳から北岳までを拡大します。甲斐駒から仙水峠、アサヨ峰を経て鳳凰三山に連なる稜線の背後に仙丈岳と北岳がそびえています。


 北岳から塩見岳までを拡大します。北岳-間ノ岳-農鳥岳の稜線はいつ見ても魅せられます。


 赤石岳周辺を拡大します。荒川岳(悪沢岳、前岳)と小赤石岳、赤石岳、兎岳、聖岳です。


 奥秩父の金峰山(2599m)山頂の五丈岩が肉眼で確認できます。
2013-05-20 17:44
2013年05月19日(日)
上日川峠から
 見晴らしがよさそうな日、急ぎの用事はなかったので大菩薩峠の登山口、上日川峠に再び出かけました(2013年5月17日)。平日でしたがすでに多くの車が入っていました。峠の市営駐車場から立派な木道を約1キロ、展望広場に着きます。正面に富士山がそびえています。でも大菩薩湖(上日川ダム)は樹木に隠れてあまり見えません。南アルプスの山々は木の枝越しに見えることは見えるのですが,写真を撮る気にはなりません。

 展望広場から望む富士山です。手前左に三ツ峠山のアンテナ群が確認できます。手前右手のピークは御坂黒岳です。大菩薩湖の湖面が樹木の間にちょっぴり見えています。


 上日川峠から裂石へ。雲峰寺手前の坂道、真正面に南アルプスの荒川岳、赤石岳、聖岳が見事に連なっていました。右端のピークは塩見岳でしょう。悪沢岳は荒川岳の主峰です。

2013-05-19 22:21
2013年04月28日(日)
大菩薩峠から
 上日川峠(1585m)から大菩薩峠(1897m)へ登りました(2013年4月25日)。中間地点の福ちゃん荘までは、一般車は乗り入れ禁止ですが、舗装道路、そこから大菩薩峠介山荘までも小型の4輪駆動車なら楽々通行可能な登山道です。

 大菩薩峠の少し先、親不知の頭(1930mぐらい)の近くに展望がよい箇所があります。残念ながら富士山の方面は雲に覆われていましたが、南アルプスの山々はある程度展望できました。だいぶ霞んでいましたので、コントラストを向上させました。
 手前の主なピークは右から甲斐駒ヶ岳(2967m)、アサヨ峰(2799m)、地蔵岳(2764m)、観音岳(2840m)、薬師岳(2780m)。
背後の白銀の山々は仙丈岳(3033m)、雲に覆われていますが北岳(3193m)、間ノ岳(3189m)、農鳥岳(3026m)です。


 北岳から仙丈岳までをクローズアップ。


 仙丈岳から甲斐駒ヶ岳までをクローズアップ。


 八ヶ岳も雲の合間に見えました。手前右側に奥秩父の金峰山の頂上にある五丈岩が認められます。主なピークは左から編笠山(2524m)、三ツ頭(2580m)、権現岳(2715m)、赤岳(2899m)、金峰山(2599m)です。


 大菩薩嶺手前の雷岩(2040m)から眺めた小金沢連嶺です。本来なら大菩薩湖の向こうに富士山が望めるのですが・・・残念!
 小金沢の山々は左から小金沢山(2014m)、黒岳(1988m)、ハマイバ丸(1752m)、大蔵高丸(1750m)です。
2013-04-28 13:39
前へ 次へ
inserted by FC2 system